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2018 11月の記事一覧
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腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることによってあらわれる、痛みやしびれなどの症状を指します。
腰痛に引き続いてお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれがあらわれるだけでなく、症状が進行すると麻痺や感覚障害にともなう歩行障害があらわれることもあります。
お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や焼けつくような痛み、締めつけ感などの症状があります。
こうした症状は、足の一部分だけに強く感じることもあれば、足全体に強く感じる場合もあります。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、その他、何らかの理由で坐骨神経を圧迫することで起こります。
1.腰部脊柱管狭窄
腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態で、50代を超えた中高年に多く見られます。間歇性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれる特徴的な症状があり、安静時には痛みは感じられないものの、歩き出すとお尻から太ももや足の先にかけて痛みやしびれが現れ、しばらく休憩すると痛みやしびれが無くなり、また歩ける状態を繰り返します。
詳しくは脊柱管狭窄のページをご覧ください。
2.腰椎椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間でクッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」という軟骨が何らかの理由で腫れたり破裂したりすることで脊柱管の中を通っている神経が圧迫されて腰やおしりから足にかけて痛みやシビレを起こす状態です。スポーツをよくする比較的若い年代に多く見られます。
詳しくは椎間板ヘルニアのページをご覧ください。
3.梨状筋症候群・その他
梨状筋というお尻の奥にお尻を横切るようについている筋肉によって坐骨神経が圧迫されて起こる、痛みやしびれが起きる状態です。床であぐらをかく生活をする方に多く見られます。椎間板ヘルニアと症状が似ているため鑑別が必要ですが梨状筋症候群の場合、股関節を内旋(内股に)する症状が強まり、股関節を外旋(外股に)すると症状が軽くなる特徴があるので症状を理解している施術者ならば患者さまの姿勢や動き方の特徴で見分けることも可能です。
詳しくは梨状筋症候群のページをご覧ください。
その他、脊椎・脊髄のがんや骨盤内のがんでも坐骨神経痛を発症することがあるので注意が必要です。
脚の痛みをかばうために立つ・歩くなどの運動や重心の移動が無茶苦茶になってしまうことで、足腰以外にも背中や肩首に負担がかかり2次的な痛みの症状や関節の変形をひき起こすことになります。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群の各疾患の治療に共通して言えることは、腰に負担が少ない姿勢に調整していく必要があるということです。
腰に負担が少ない(腰の負担を分散する)姿勢を作り上げるためにはオステオパシー整体で背骨・骨盤・股関節の動きにくい場所を見つけてだして優しく調整することと姿勢を維持するために必要な筋肉のトレーニングをおこなうことが重要です。
当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、坐骨神経痛による痛みやシビレがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。
※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞股関節マイクロ牽引法が脊柱可動域に及ぼす影響
それぞれの症状の詳細については各ページをご覧ください。
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ご存知ですか?
梨状筋症候群は梨状筋をやわらかくしただけではよくならないことを
梨状筋症候群は激しい運動をするスポーツ選手のほか、床での生活(特にあぐらをかく人)をする方に多くみられます。
坐骨神経痛が出現し、臀部痛、大腿後面痛の痛みやシビレ、足・脚に力が入りにくいなどの症状を引き起こします。
腰からお尻、足・脚にかけての痛みやシビレ、力が入りにくいといった症状が主体で、腰椎椎間板ヘルニアと類似した症状のため、鑑別が必要になります。
梨状筋症候群は
坐骨神経は梨状筋の下を通って脚・足に向かうルートで走行しているため、スポーツや作業による梨状筋の疲労や、あぐらによって梨状筋が圧迫され続けたことで、梨状筋が緊張して硬くなってしまった場合に梨状筋が坐骨神経を圧迫して痛みやシビレなどの神経症状を出してしまいます。
梨状筋症候群の治療は股関節の調整が鍵になります。
梨状筋症候群になる患者さまの9割に股関節の位置の異常や、動きにくさがあります。これは梨状筋が股関節をまたいで仙骨(骨盤の真ん中の骨)から大腿骨(太ももの骨)についている筋肉のため梨状筋の緊張は股関節の位置と関係しているからです。
当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、梨状筋症候群による痛みやシビレがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
残りの1割の方には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。
※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞「股関節マイクロ牽引法が関節可動域に及ぼす影響」
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ご存知でしたか?
その肩の痛みは肩だけを治療していても良くならないことを
腕を上げていくとき、ある角度(地面と水平になる前後)で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に腕を挙げられなくなる肩の痛みの症状です。症状が悪化すると肩を少し動かしただけでも激痛が走るようになり、寝ている間も痛みが出るようになります。
腕を上げる時に60-120°の間で特に強い痛みを感じる有痛弧徴候(ペインフルアーク)といわれる特徴的な症状があり、加齢変化による肩の周りの筋骨格系の問題から起きる場合のほか、投球動作など腕をよく使うスポーツ選手にも発症します。
悪い姿勢や加齢、使い過ぎによって肩甲帯(肩の周りの筋肉・肩甲骨・上腕骨・鎖骨と各関節)の柔軟性が低下した状態で腕を上げる動作を繰り返すことで、本来であれば動作中に挟み込まれることのない肩まわりの腱や腱を包む滑液胞が挟み込まれてしまい腱や腱を包む滑液胞に炎症が起きてしまい痛みにつながります。
動作の繰り返しによって炎症の再燃を繰り返して慢性化します。進行すれば骨の棘が出来てしまったり、腱が部分的に切れてしまったりして痛みがなかなかとれなくなることもあるので注意が必要です。
腱や腱を包む滑液胞に炎症を起こす原因となった肩甲帯(肩の周りの筋肉・肩甲骨・上腕骨・鎖骨と各関節)の動きの問題を改善するために、肩まわりから全身にかけての筋肉と関節の治療をおこないます。
姿勢が悪いと肩まわりの腱や腱を包む滑液胞の挟み込みが起きやすくなるため、再発予防を兼ねて肩の治療以外にも背骨・骨盤・股関節の治療もしっかりと行ってまいります。
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仕事や人間関係、生活環境などの外部からのさまざまな刺激で心や体に負担がかかることで、心身に歪みが生じることをストレスといいます。
ストレスといえば、いやな出来事や哀しいことによって起こると思いがちですが、結婚、昇進など本人にとってはうれしい出来事でも環境の変化という意味ではストレスになることも少なくないため、いっけんストレスとは関わりがなさそうな喜ばしい出来事でもストレスの引き金になることもあるので、「何となく調子が悪い」といった心身の不調のシグナルを見逃さないように心がけておくことが大切です。
ストレスは、不眠やうつ(鬱)といった精神的な問題から、胃痛や頭痛、下痢・便秘、さらには胃・十二指腸潰瘍など内臓・消化器に至る問題まで、心と体に様々なかたちで不調を引き起こします。
わたしたちの身体は、自律神経の交感神経と副交感神経の2つの神経によってコントローされています。 脳からの命令で、この2つの神経に指令が送られ各臓器の活動亢進と活動抑制を行います。1つずつの臓器に対して交感神経と副交感神経がセットで配置されており、この2つの神経のバランスにより、呼吸や血圧、消化、排泄、体温調節などの各臓器の働きを調整しています。
交感神経は脈拍や呼吸の促進といった活動的になるための臓器への指令を送る働きが主体で、副交感神経は睡眠・消化吸収など休息や回復にかかわる臓器への指令を送る働きが主体です。
交感神経と副交感神経は拮抗的(シーソー関係:交感神経が働けば副交感神経は休む/交感神経が休めば副交感神経は働く)に働くため、
交感神経が活発に働いている時には頭や身体が冴えわたる状態で精力的に活動が行われる一方で休息や回復がおろそかになるため身体は消耗していきます。
副交感神経が活発に働いている時には休息や回復が随時行われているため眠たく活動的にはなれません。
ストレスによって交感神経が働き「攻撃」または「逃避」のための準備をおこない活動的になるため、副交感神経が働いている時(リラックスしているとき)におこなわれている「休息・回復」「消化吸収」などの身体を癒す働きに手が回らなくなるので、長期間にわたってストレスを受け続けると体中の貯えが使い果たされてクタクタのボロボロになってしまいます。
長期間のストレスの結果として不眠やうつ(鬱)といった精神的な問題から、胃痛や頭痛、下痢・便秘、さらには胃・十二指腸潰瘍など内臓・消化器に至る問題まで、心と体に様々なかたちで不調を引き起こします。
「このくらい大したことないから大丈夫」という言葉を耳にすることがありますが、もしもあなたがストレスを感じやすいタイプの人ならば注意をしてください。
ストレスは強度(強さや大きさ)よりもストレスを受けた回数や期間が脳や身体に強く影響します。
これはストレスを管理している脳が刺激(ストレス)の強度(強さや大きさ)を記憶できず、おもにストレスを受けた回数を記憶してしまう傾向にあるからです。
なので、ストレスを感じやすいあなたは「このくらい大したことないから大丈夫」と小さなストレスを侮っていると後々大変なことになります。ちなみに鬱(うつ)になりやすい人はこのタイプの『断れない』タイプの人です。
以上の流れから、ご想像いただけると思いますが、ストレスとうまく付き合うには『不必要にストレスのある場所に近づかないこと』です。
必要に迫られてストレスを感じることをしなければいけないことも多いと思いますが、その場合もなるべく短く済ませることです。(※ストレスを感じた後のストレス解消のための衝動買いやヤケ食いは何のストレスの解消にもなりません。下手をするとストレスの上塗りになるだけです)
ストレスにかかわる問題は各個人のおかれている状況の受け取り方や感じ方でも大きく変わるため、自身の置かれている状況を一歩引いた視点から冷静に見つめる心がけが必要です。(詳しくは“オステオパシーとは”をご覧ください)
もし、あなたがこのページの中で何かあてはまるものがあるならば早めの対処が必要です。
こにしきよあき治療室では心療内科での勤務経験を生かした独自のストレスケアをおこないます。
ストレスで「寝付けない方」「落ち込んでいる方」「胃が痛い方」「頭が痛い方」は、まずは当治療室のクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨調整)と内臓・隔膜調整を受けてみてください。
きっと、明日は元気になれます。
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股関節の痛みは手術なしでもよくなるんです。
変形股性関節症は股関節にある骨や関節軟骨が何らかの原因で傷み、すり減ってしまう病気です。病状の進行に伴い関節の痛みや動きにくさを感じるようになり、日常生活にも支障が出るようになります。
変形性股関節症は変形の程度に応じて初期・進行期・末期の4段階に分類される。
前股関節症状から初期症状
足のつけ根やお尻、膝の上部にこわばりや重い感じから始まり、歩き始めや長時間歩いたとき、階段の昇降時に動かしにくさや痛みを感じるようになる。
炎症が強い場合や股関節唇(骨盤側にある股関節の受け皿を補強する軟骨)の損傷があると、初期でも強い痛みが出ることがある。
進行症状から末期
進行期から末期へ進むにつれて痛みが強くなる。進行するとじっとしているときでも痛んだり、寝ているときにも痛みが出てくるようになる。
日常動作の制限も増えるため、生活に支障を来すようになり、変形による損傷がヒドイ場合は手術を選択せざるおえないこともある。
変形性股関節症が生じる原因は大きく分けて2種類
1.発育性股関節形成不全
発育時に股関節のかみ合わせが悪かったために起こる。
ただし、発育性股関節形成不全を生じたすべての方が、変形性股関節症を発症するわけではない。
2.加齢による軟骨の摩耗
加齢に従い軟骨が弱くなり、関節軟骨がすり減って起こる。
長年の股関節に負担がかかりやすい動作の積み重ねですり減ることも変形性股関節症の一因となるためです。社会全体の長寿・高齢化が進み、結果的に変形性股関節症を患う方も増えています。また、近年の日本における生活様式の変化にともなって若い年代にも変形性股関節症を示す方が増加しております。
発症初期(前股関節症状から初期症状)であればオステオパシー整体で十分に回復します。
股関節は両足の付け根にある関節で、大腿骨(太ももの骨)と寛骨臼(骨盤の骨の一部)で出来ており、脚・腰・お尻から始まる筋肉によって関節の安定性が確保されているため骨盤の歪みと脚・腰・お尻の筋肉の働きとも深い関係があるので骨盤矯正をはじめとした筋骨格の調整と運動による筋力の増強をおこないます。
当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、変形性股関節症による痛みがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。
※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞「股関節マイクロ牽引法が関節可動域に及ぼす影響」