- Blog記事一覧 -脊柱管狭窄症
今ご覧いただいている
こちらは旧ホームページです。
詳しくは新ホームページ
をご覧ください。
ご存知ですか?脊柱管狭窄症は手術しなくてのよくなることを
臀部から下肢にかけての痛みやしびれが出て歩きにくくなる脊柱管狭窄症。
一昔前までは老人の病気とおもわれていましたが、最近では壮年期の方にも見受けられます。
背骨の後ろのある脊髄を保護するためのスペース(脊柱管)を構成する骨や靱帯、椎間板の加齢変化による肥厚や椎間板の突出(椎間板ヘルニア)などで脊髄が圧迫を受けることで脊柱管狭窄症特有の神経症状が現れます。
狭窄(神経圧迫)が起きやすい場所は頚部(クビ)と腰部(腰)で、
頚部(クビ)の狭窄(神経圧迫)ならば
主に手の痛み・しびれ、動かしにくい、力が入りにくいという症状が出ます。神経圧迫の場所によって痛みやしびれが出る場所は違い、首筋や肩甲骨の辺りが痛くなることもあります。狭窄(神経圧迫)部位が大きい場合には足もしびれる、歩きにくいといった症状が出ることもあります。
腰部(腰)の狭窄(神経圧迫)ならば
主にお尻や足の痛み・しびれ、動かしにくい、力が入りにくいという症状が出ます。
痛みやしびれは下半身のどこにでも出る可能性がありますが、特にお尻から太ももの裏側の痛みは坐骨神経痛と呼ばれ、腰部(腰)の狭窄(神経圧迫)の代表的な症状です。
腰部(腰)の脊柱管狭窄症の典型的な特徴は歩行時や立っているときに臀部から下肢にかけての痛みやしびれです。間欠性跛行といって、歩くと症状が悪化し、休むとやわらぎます。また、前かがみになる姿勢をとると脊柱管が広がるため症状がやわらぐのも特徴的です。
脊柱管狭窄症は神経が圧迫される個所によって、主に三つに分類されます。
1.馬尾型(ばびがた)
脊柱管の中心部分が圧迫される場合。
両側の下肢のしびれ感、痛み、冷感などの異常感覚、排尿障害(膀胱直腸障害)がおこります。
2.神経根型(しんけいこんがた)
馬尾神経から分岐した後の神経根が圧迫される場合。
臀部から下肢にかけての痛みが起きます。多くは片方の側に症状がおこります。
3.混合型(こんごうがた)
馬尾型と神経根型の両方の症状がおこります。
4.手術が必要な脊柱管狭窄症
排尿障害や排便障害(尿や便の漏れ・排出困難)を起こしている場合や進行性の筋力低下(日に日に力がなくなってしまう)を認める場合は鍼灸・オステオパシー整体では対処しきれないことが多いため、まずは病院で検査を受けてください。
発症から長期間放置していると手術を受けた場合も十分な改善を得られないことがありますので気になる症状がある場合はまず病院での検査を受けることを考えてください。
腰椎すべり症は腰部脊柱管狭窄症の中の一部です。
腰椎すべり症は加齢変化や若年期の疲労骨折が原因で骨と骨の間にずれが生じてしまう病気で、ずれが起きることで腰部(腰の)脊柱管が狭くなり狭窄症を起こしてしまいます。
ずれが起きる程度が大きいものや姿勢によって背骨がぐらぐら動くような不安定なものは腰痛の原因となります。
初期の異変を感じたスグの状態であれば鍼灸・オステオパシー整体でも対処は可能です。
上の項目でもお話ししましたが、脊柱管狭窄症が発症してから「まだ大丈夫」と素人判断でほったらかしにしておくと排尿障害や排便障害(尿や便の漏れ・排出困難)や進行性の筋力低下(日に日に力がなくなってしまう)を起こしてしまい手術が必要な状態になるため、何かおかしいと感じた今すぐに対処することが肝心です。
脊柱管を構成する骨や靱帯、椎間板の加齢変化による肥厚、椎間板の突出(椎間板ヘルニア)がおきる理由を突き止めることが改善の鍵です。
多くの方は身体の重心バランス(姿勢が前かがみ、または後ろに反り返っていいる)に問題があり日常動作の癖によって左右のどちらかに体が捻じれているため背骨にストレスをかけて足腰の筋力が極端に低下していることが多いので、
まず第一に症状を楽にするために神経に負担がかかる姿勢や関節の動きの調整をおこない、続いて筋力を強化するための運動を指導することで症状の改善と再発の予防をおこないます。
当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて頸椎(クビ)や股関節の調整を行うため、脊柱管狭窄症による痛みやシビレがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。
※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください
☞「股関節マイクロ牽引法が関節可動域に及ぼす影響」
☞「頸椎マイクロ牽引の効果の検証」