- 内臓の調整

内臓の調整(内臓隔膜リリース)

  • 胃腸の調子が悪い
  • 手足の冷え・ムクミがキツイ
  • 貧血気味で気分がすぐれない
  • 便秘気味で薬がないと排便できない
  • 血圧・血糖値・コレステロール値が高め
  • 十分な時間の睡眠をとっても回復しない

内臓は薄い膜で袋状に包まれています

この膜は背骨からはじまり、血管とともに内臓をつり上げているため、激しく動いても内臓がずれ落ちることがなく、内臓を一定の位置に保つために役立っています。
しかし、この膜が収縮しすぎて硬くなってしまうと内臓がうまく動きを取れなくなるため血液の流れが滞り、慢性的な内臓不調や胃腸消化機能の不調につながります。

自律神経

内臓は交感神経・副交感神経・内臓神経の3つの自律神経に支配されており調整されています。内臓神経・副交感神経が活発になると働きが良くなり、交感神経が活発になると働きが鈍くなります。
また、交感神経が活発になると内臓に血液を送る血管が収縮して内臓に供給できる血液の量が減るため、ストレスによる交感神経の刺激が続くと内臓不調になり、なかなか回復しなくなることも理解がしやすいと思います。

隔膜

隔膜は水平方向に広がる膜で足底・膝・骨盤部(骨盤底筋)・鼠径部・季肋部(横隔膜)、側頚部、顎部、頭部(小脳テント)にあり内臓の位置の維持と体液の縦方向の動きに関係しています。
特に横隔膜は強力なの働きを持っており、呼吸による胸郭(肋骨・胸膜・横隔膜)内の圧力の変化を利用して血液・リンパが心臓に帰ってくる力の手助けをしています。

治療

当治療室では内臓の不調に即効性のある隔膜リリースならびに内臓を包む膜のストレッチをおこない内臓の自動的な動きを妨げないようにするとともに筋骨格系治療をおこないます。

内臓をつり下げている背骨を調整して自律神経の働きや内臓の位置を最適な状態に戻し、血液・リンパの循環の促進をおこない内臓の機能回復と内臓自体の修復をサポートします。長びく慢性的な内臓の不調や胃腸消化機能の不調に内臓隔膜調整は最適な治療法となります。