- Blog記事一覧 -インピンジメント症候群
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ご存知でしたか?
その肩の痛みは肩だけを治療していても良くならないことを
腕を上げていくとき、ある角度(地面と水平になる前後)で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に腕を挙げられなくなる肩の痛みの症状です。症状が悪化すると肩を少し動かしただけでも激痛が走るようになり、寝ている間も痛みが出るようになります。
腕を上げる時に60-120°の間で特に強い痛みを感じる有痛弧徴候(ペインフルアーク)といわれる特徴的な症状があり、加齢変化による肩の周りの筋骨格系の問題から起きる場合のほか、投球動作など腕をよく使うスポーツ選手にも発症します。
悪い姿勢や加齢、使い過ぎによって肩甲帯(肩の周りの筋肉・肩甲骨・上腕骨・鎖骨と各関節)の柔軟性が低下した状態で腕を上げる動作を繰り返すことで、本来であれば動作中に挟み込まれることのない肩まわりの腱や腱を包む滑液胞が挟み込まれてしまい腱や腱を包む滑液胞に炎症が起きてしまい痛みにつながります。
動作の繰り返しによって炎症の再燃を繰り返して慢性化します。進行すれば骨の棘が出来てしまったり、腱が部分的に切れてしまったりして痛みがなかなかとれなくなることもあるので注意が必要です。
腱や腱を包む滑液胞に炎症を起こす原因となった肩甲帯(肩の周りの筋肉・肩甲骨・上腕骨・鎖骨と各関節)の動きの問題を改善するために、肩まわりから全身にかけての筋肉と関節の治療をおこないます。
姿勢が悪いと肩まわりの腱や腱を包む滑液胞の挟み込みが起きやすくなるため、再発予防を兼ねて肩の治療以外にも背骨・骨盤・股関節の治療もしっかりと行ってまいります。