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坐骨神経痛

2018.11.25 | Category: スポーツ障害,腰痛,足・脚の痛み・シビレ

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坐骨神経痛

腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることによってあらわれる、痛みやしびれなどの症状を指します。
腰痛に引き続いてお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれがあらわれるだけでなく、症状が進行すると麻痺や感覚障害にともなう歩行障害があらわれることもあります。

坐骨神経痛の症状

お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や焼けつくような痛み、締めつけ感などの症状があります。
こうした症状は、足の一部分だけに強く感じることもあれば、足全体に強く感じる場合もあります。

坐骨神経痛の原因

腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、その他、何らかの理由で坐骨神経を圧迫することで起こります。

1.腰部脊柱管狭窄

腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態で、50代を超えた中高年に多く見られます。間歇性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれる特徴的な症状があり、安静時には痛みは感じられないものの、歩き出すとお尻から太ももや足の先にかけて痛みやしびれが現れ、しばらく休憩すると痛みやしびれが無くなり、また歩ける状態を繰り返します。

詳しくは脊柱管狭窄のページをご覧ください。

2.腰椎椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間でクッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」という軟骨が何らかの理由で腫れたり破裂したりすることで脊柱管の中を通っている神経が圧迫されて腰やおしりから足にかけて痛みやシビレを起こす状態です。スポーツをよくする比較的若い年代に多く見られます。

詳しくは椎間板ヘルニアのページをご覧ください。

3.梨状筋症候群・その他

梨状筋というお尻の奥にお尻を横切るようについている筋肉によって坐骨神経が圧迫されて起こる、痛みやしびれが起きる状態です。床であぐらをかく生活をする方に多く見られます。椎間板ヘルニアと症状が似ているため鑑別が必要ですが梨状筋症候群の場合、股関節を内旋(内股に)する症状が強まり、股関節を外旋(外股に)すると症状が軽くなる特徴があるので症状を理解している施術者ならば患者さまの姿勢や動き方の特徴で見分けることも可能です。

詳しくは梨状筋症候群のページをご覧ください。

その他、脊椎・脊髄のがんや骨盤内のがんでも坐骨神経痛を発症することがあるので注意が必要です。

坐骨神経痛をそのままにしておくと

脚の痛みをかばうために立つ・歩くなどの運動や重心の移動が無茶苦茶になってしまうことで、足腰以外にも背中や肩首に負担がかかり2次的な痛みの症状や関節の変形をひき起こすことになります。

坐骨神経痛の治療

腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群の各疾患の治療に共通して言えることは、腰に負担が少ない姿勢に調整していく必要があるということです。
腰に負担が少ない(腰の負担を分散する)姿勢を作り上げるためにはオステオパシー整体で背骨・骨盤・股関節の動きにくい場所を見つけてだして優しく調整することと姿勢を維持するために必要な筋肉のトレーニングをおこなうことが重要です。

マイクロ牽引法

当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、坐骨神経痛による痛みやシビレがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。

※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞股関節マイクロ牽引法が脊柱可動域に及ぼす影響

それぞれの症状の詳細については各ページをご覧ください。