- Blog記事一覧 -アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎
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ご存知ですか?そのアキレス腱の痛みはストレッチだけでは良くならないんです。
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎ともに使いすぎによるオーバーユース症候群です。
走る・飛ぶなどによる繰り返しのストレスにより生じたアキレス腱の小さな部分断裂が、うまく修復できていないまま腱が変性している状態がアキレス腱炎です。
アキレス腱をおおうパラテノンという薄い膜に炎症を生じた状態がアキレス腱周囲炎です。
両者は同時に発症していることも多いため、厳密に区別することは難しいです。
アキレス腱が踵(かかと)に付着部している部分の周辺に腫れをともなう圧痛があり、運動時の痛みから始まり起床時の歩き始めの痛み、症状が進行すれば安静にしていても痛いことがあります。
腱の変性と使いすぎが原因のベースにあるため加齢変化と運動量に関わりが強く、中年以上の市民ランナーやウォーキングをしている人に多く発症します。
その他、靴の不適合や 扁平足、自己流による不適切なトレーニング方法が原因していることもあります。
腱の修復不良と炎症によってアキレス腱が固まってしまい、足首の動きが悪くなり、足首の動きをカバーするために膝や腰に負担がかかるようになってしまいアキレス腱の痛みだけにとどまらず、膝や腰の痛みや関節の変形に発展してしまいます。
ふくらはぎの柔軟性、足関節の可動性など直接的にアキレス腱の負担に関わりがある所から徹底的に治療をおこないます。その後、全体のバランス調整をおこない足関節・ふくらはぎが働きやすい本来のお身体の状態を取り戻します。
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の治療は下腿・ふくらはぎの深層にある筋肉の柔軟性の回復が改善の鍵になります。手では届きにくい深層にある筋肉の治療には鍼治療が最適ですので合わせて鍼灸治療をお受けいただくことをオススメいたします。