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胸郭出口症候群

2018.11.07 | Category: クビ・背中の痛み,手・肘・腕の痛み・シビレ,手の痛み・シビレ,肩の痛み

胸郭出口症候群

ご存知ですか?手・腕のシビレは運動やストレッチではよくならないことを

  • 手・腕がシビレる
  • 肩・背中がシビレる
  • 手が動きにくい時がある
  • 肩こりがなかなか治らない
  • 手の血行が悪く真っ白になる
  • 手に力が入りにくいため仕事に支障がある

なで肩の華奢な女性に多くみられる、神経や血管が圧迫されることで起きる障害です。
初期の症状が軽い時期には肩こりとして自覚されている方が多く、症状が進むと肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどをともなう症状があらわれるようになります。

原因

クビから出た神経や血管は腕や背中・胸にたどり着くまでの胸郭出口にある数カ所の狭く障害されやすい場所で圧迫障害を受けた時に肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどをともなう症状を発生します。

胸郭出口の圧迫障害を受けやすい場所は、3か所あります。

首から腕に向かって順に

  1. 斜角筋間隙(斜角筋症候群):斜角筋と呼ばれる首の筋肉で構成される狭窄部位
  2. 肋鎖間隙(肋鎖症候群):鎖骨と第一肋骨で構成される狭窄部位
  3. 小胸筋下間隙(小胸筋症候群):胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨・肋骨で構成される狭窄部位

こうした狭窄部位で神経や動脈が圧迫を受ける可能性が高く、それぞれ斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群といった名称がつけられており、これらを総称して胸郭出口症候群といいます。

 

ただし、胸郭出口症候群は、なで肩などの体型による理由よりも姿勢や睡眠による筋肉・関節の問題、荷物の持ち方などの習慣による影響が大きく、正しい治療と生活習慣を気づかうことで改善する疾患です。

胸郭出口症候群の症状

神経症状としては
肩こりのような症状から首や肩、腕、手先や胸・背中などの体幹のシビレやチクチクする感覚、刺すような痛み、神経障害が持続すると、筋力の低下、運動機能障害(手の握力の低下、指先による細かい運動が不器用になるなど)なども生じます。

血管の症状としては
血行の悪化から皮膚が白くなったり、青紫色になる。血行障害による痛みや感覚障害があります。

胸郭出口症候群の検査・診断

症状を作り出している悪いとこと(治療ポイント)を特定するために斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群の検査をおこないます。
いずれの検査も、神経や血管が圧迫されやすい体勢をとることで圧迫に関係した症状の誘発を確認します。

  1. アドソンテスト陽性 ⇒ 斜角筋症候群
  2. ライトテスト陽性  ⇒ 小胸筋症候群
  3. エデンテスト陽性  ⇒ 肋鎖症候群

胸郭出口症候群を治療せずに放置しておくと?

手・腕・肩・背中のシビレやコリ以外にも圧迫している神経ごとに特有の運動障害をともなった筋萎縮・変形を起こします。

  • サル手(正中神経障害) … 母指球筋萎縮(対立位運動不可)
  • ワシ手(尺骨神経障害)  … 小指球筋萎縮
  • 下がり手(橈骨神経障害) … 指全てが伸展できない

胸郭出口症候群の治療

はじめに各検査ごとの結果に合わせて症状を発生させている局所の治療をおこないます。

その後、3つの症候群の原因となる姿勢にまつわる筋骨格の治療・強化運動をおこない、胸郭出口症候群の再発予防をおこないます。

  1. アドソンテスト陽性(斜角筋症候群) ⇒ 斜角筋・頸椎
  2. ライトテスト陽性 (小胸筋症候群) ⇒ 小胸筋・肩甲骨
  3. エデンテスト陽性 (肋鎖症候群)  ⇒ 鎖骨・肩甲骨・肋骨

私が見てきた胸郭出口症候群のほとんどが上に挙げた理由により起こっており、複合的に症状を起こしているため的確に検査が出来れば胸郭出口症候群の治療はさほど難しい問題ではありません。

マイクロ牽引法

当治療室では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、胸郭出口症候群による痛みやシビレがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。

※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞「頸椎マイクロ牽引の効果の検証」

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